胃にやさしい食事とは?(第一弾)ビタミンUについて

お花見の真っ最中ですが、4月の異動の時期でもあり、歓迎会などで外食や飲み会が続くことはありませんか?あまり続くと胃が重く感じたり食欲が落ちたりしますね。胃の調子は、日頃の生活習慣との関連が深く、風邪やストレスで悪化することもあります。胃に優しい食事のポイントは、食物繊維・脂質の少ない食品を使うことです。数回に渡って、胃に優しい食材をご紹介したいと思います。

第一弾として、本日は、胃に優しい食材1つとして、「☆きゃべつ」をご紹介します。

きゃべつに含まれるビタミンUは、胃の粘膜の修復に必要なたんぱく質の合成に必要なビタミンの一つです。ですので、油を多く含む揚げ物の付け合わせとして千切りきゃべつとの組み合わせはとても良いと言えます。但し、ビタミンUは水溶性なので細かく切ったあとは水に浸けず、成分が流出するのを極力防ぎましょう。お味噌汁や、スープとして食べると溶け出した成分も一緒に摂取することができるので、工夫してみましょう。

 

ちなみに、胃腸薬でご存じの製品名キャベジンコーワの由来は、このキャベツからきています。キャベジンの開発は、昭和15 年(1940 年)に米国でキャベツに含まれるMMSC(メチルメチオニンスルホニウムクロライド、ビタミンU)という成分の胃潰瘍予防作用が発見されたことに始まります。 製品名の由来は、キャベツに含まれるという意味の「cabbage in(キャベッジ、イン)」を転じてキャベジンという名称になりました。

 

 

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です